知っておくと必ず役立つ知識!?初心者にもわかりやすいドライブレコーダーの知識
運転中の様子を記録するために、これからドライブレコーダーを車に取り付けようと考えている人もいるのではないでしょうか。
ドライブレコーダーの購入前に知っておきたい知識として、製品により異なる画素数が挙げられます。
解像度が高い製品ほどハッキリと周囲の映像を残すことができ、いざというときに役立つ可能性がありますが一般的に価格も高くなる傾向があります。
また画素数だけでなく画角も重要で、撮影可能な範囲を確認して購入するのがお勧めです。
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知っておくと必ず役立つ知識!?初心者にもわかりやすいドライブレコーダーの知識
- そもそもドライブレコーダーとは?導入することで得られるメリット
- ドライブレコーダーの種類ごとの特徴①:衝撃感知型
- ドライブレコーダーの種類ごとの特徴②:多機能型
- ドライブレコーダーの種類ごとの特徴③:常時録画型
- 本体を手でたたく!ドライブレコーダーの動画を確実に保存するためのコツ
- ドライブレコーダー本体をたたくとレンズの向きが変わるので注意
- ドライブレコーダーのメリット①:事故の際に状況証拠を記録
- ドライブレコーダーのメリット②:危険運転や迷惑運転の抑止効果
- 導入する前に知っておきたいドライブレコーダー特約の特徴①:通信機能
- 導入する前に知っておきたいドライブレコーダー特約の特徴②:運転診断
- 導入する前に知っておきたいドライブレコーダー特約の特徴③:特約保険料
- 導入する前に知っておきたいドライブレコーダー特約の特徴④:プライバシー問題
- ドライブレコーダー特約と自費購入それぞれの特徴を解説
- ドライブレコーダーの安物と高級品の違いは?
そもそもドライブレコーダーとは?導入することで得られるメリット
自動車を運転することで、長距離を移動するときに便利になります。
好きなときに運転をすることができるので、移動手段を確保するときに楽になる特徴があるはずです。
安全運転をすることで基本的には安全に運転をすることができますが、自分が安全運転をしていても他者の運転で妨害されてしまうこともあります。
他者の運転で何かしらの事故に巻き込まれたときに、証拠がないとその後の交渉で問題になってしまうことがあるはずです。
そのようなときにドライブレコーダーをつけておくことで、証拠をしっかりと残すことができるのでメリットが大きいです。
ドライブレコーダーは誰でも設置をすることができますし、稼働をさせておくことで何かしらの問題が起きたときの証拠にすることができます。
しっかりと映像として証拠を残すことができますから、裁判などになった場合にも利用をすることが可能です。
ドライブレコーダーは安全運転を助けてくれる特徴がありますから、安心して移動をしたいときに設置をするとメリットが大きいと考えられます。
ドライブレコーダーの種類ごとの特徴①:衝撃感知型
ドライブレコーダーは走行時には動作し続けて、エンジンを切った時には停止するものがほとんどでした。
ここでネックとなるのが深夜から早朝など自動車を駐車している時間帯で、これまでの機種であればその間に何らかの事件や事故に巻き込まれることがあっても証拠を残すことができず、当て逃げなどをされた時でも泣き寝入りをすることがありました。
そんな問題を解決するために登場したのが、衝撃感知型のドライブレコーダーです。
エンジンを切って駐車した時には電量供給が停止されますが、そこへ自動車が追突するなど一定以上の衝撃を受けたことを内蔵されているセンサーが検知するとドライブレコーダーが起動し、自動的に映像の記録を開始します。
その映像に追突をした自動車の車種や色、ナンバーなどが記録されていれば決定的な証拠となり、警察に被害届を提出すれば立件したり賠償金の請求をすることが可能となるほか、保険会社へ保険金を請求する際も適切な金額を支給してもらうための審査の合格を促すことができます。
ドライブレコーダーの種類ごとの特徴②:多機能型
ドライブレコーダーは、運転中の事故などのトラブルを記録する、状況証拠を残す目的で使用する装備品です。
ドライブレコーダーには幾つかの種類があり、その種類の特徴を知ることで自分に最適な製品を見つけることができます。
その種類は大きく分けると衝撃感知型・多機能型・常時録画型、3つに分類されます。
衝撃感知型は、走行中に衝撃を受けたときや異変を感知したとき、自動的に記録をスタートするシステムで、設定しないと普段は記録状態になっていないなどの特徴があります。
多機能型は、カーナビゲーションシステムやレーダー探知機、ワンセグなどドライブレコーダー以外の機能が備わっているタイプで、1台で4役や5役など機能の数だけ重宝します。
常時録画型は、文字通り常に録画状態になっているタイプですが、取得したデータはメモリカードなどに記録されることになること、容量が一杯になると上書きするなどの特徴を持ちます。
なお、これ以外にもいくつかの種類があるので、最適なドライブレコーダーを見つけることをおすすめします。
ドライブレコーダーの種類ごとの特徴③:常時録画型
ドライブレコーダーには、衝撃を検知して録画を開始する衝撃感知型や運転中や駐車場に車を止めているとき常に録画を続ける常時録画型などがあります。
さらに、ドライブレコーダー以外の便利な機能が装備されている多機能型などの種類がありますが、多機能型は文字通り機能が豊富にあることからも他の2つよりも値段は高くなりますし、衝撃感知型は衝撃など車の振動をセンサーが検知する仕組みになるため他の製品より構造が複雑、このような理由から値段は高くなりがちです。
ちなみに、2017年にドライブレコーダーの販売動向調査の中では1万円台前半の定価価格モデルと2万円以上の多機能で高性能のモデルに人気が二分されていることが分かりました。
装着する人の考え方によりものですが、運転中だけでなく月極駐車場や買い物・食事に出かけたとき愛車を駐車場に止めている間も監視しておきたい、車上荒らしや盗難のリスクを防止したい人などは付加機能が付いているドライブレコーダーを選ぶ傾向が強いです。
本体を手でたたく!ドライブレコーダーの動画を確実に保存するためのコツ
ドライブレコーダーの中には、必要なときに録画を開始できる機能を持つ製品もありますが、これは録画ボタンを押して記録開始させるタイプや衝突などの衝撃で記録がスタートするタイプのドライブレコーダーです。
一般的に、車の運転をするときは集中していることになるので、録画が必要になった瞬間に録画ボタンを押すことは不可能です。
振動で記録がスタートするタイプなどの場合、ドライブレコーダーに近いフロントガラスをたたいたり本体を直接たたくことで確実に動画を保存できるといわれています。
フロントガラスや本体をたたいて衝撃を与えると、衝突検出センサーが動作してその前後の様子を上書きされないフォルダーに保存させることができます。
この方法は、視線を前方から移動させることなく対処できるなどからも安全性も高めのやり方です。
なお、本体をたたくことでレンズの向きが変わってしまったり本体が外れてしまうこともあるなど注意が必要です。
ちなみに、どのくらいの力で衝撃を当てると動作するのか安全な場所で確認しておくことをおすすめします。
ドライブレコーダー本体をたたくとレンズの向きが変わるので注意
マイカーに対して後付けでドライブレコーダーを取り付けている方は、購入した機種による違いはありますが、フロントガラスの上の位置に液晶パネル型のコンパクトな機種を用いている方も大勢存在しています。
このタイプの機種は取り回しが良く簡単に取り付けできるメリットがありますが、ドライブレコーダーを知らぬ間に叩いてしまった場合、何かにぶつかってしまった場合では、レンズの向きが変わるので液晶画面をミラーの背面など見えない位置に設置している方は注意が必要です。
知らずに使い続けてしまうと交通事故の際には当然ながら証拠を残すことが困難になるので、コンパクトタイプの液晶画面付きのドライブレコーダーは運転席から見える位置に取り付けを行うことは推奨できます。
市販品を購入して自分で取り付け作業を行う方は、レンズの向きが簡単に変わってしまうことが無いように、十分にナットの締め付けを行うことも必須です。
殆どの機種で走行中に自然と向きが変わることは無いので、確実に固定をして液晶画面を確認することが必要ではないでしょうか。
ドライブレコーダーのメリット①:事故の際に状況証拠を記録
通勤や普段の買い物、レジャーなど日常生活で車を利用している方が多いと思われます。
東京は公共交通機関が充実しているので車が無くても生活できますが、地方で生活している人にとっては不可欠な移動手段です。
車に必要な設備はいくつもありますが、特にドライブレコーダーを使用することをおすすめします。
若い世代やファミリー世帯を中心に普及されていて、現在は50%以上になっています。
あおり運転の被害を防止する目的で設置している方が多いのですが、事故の際の状況証拠を記録できることも目的の一つです。
事故が発生した場合、どちらに責任があるのか揉めてしまうケースが少なくありません。
ドライブレコーダーで記録した映像は確実な証拠になるため、スムーズに解決することができます。
事故を起こした方が素直に認めてくれるとは限らないので、万が一に備えてドライブレコーダーを設置しておくことで、安心して車を運転することができるはずです。
ドライブレコーダーのメリット②:危険運転や迷惑運転の抑止効果
高齢者ドライバーによるペダルの踏み間違い、あおり運転などの危険な運転が社会問題で取り上げられることが多くなっていますが、このような事故や迷惑運転の対策としてドライブレコーダーの記録映像に注目が集まっています。
ドライブレコーダーは、運転中の車外の映像および音声を録音して証拠を残せる車載装置の一つです。
個人向けのものは交通事故の発生時の状況を録画することを目的にしているケースが一般的です。
また、注射監視機能を有している製品なら、車両あらしなどの防衛策にも良い影響を与えてくれます。
ドライブレコーダーを装備するメリットには、事故の際に状況証拠を記録しておける点やあおり運転など危険運転や迷惑運転の抑制効果を期待できる点などが挙げられます。
ドライブレコーダーは事故の状況を映像の形で保存できるわけですが、信号・周囲状況・相手の車の特徴など、さまざまな情報を記録できます。
そのため、保存されているものを警察や保険会社などに提出することで事故や事件の証拠として活用できるメリットがあります。
導入する前に知っておきたいドライブレコーダー特約の特徴①:通信機能
ドライブレコーダーへの注目が集まり、損害保険会社の中には自動車保険の加入者に対して、特約といった形でドライブレコーダーを有料で貸し出すサービスを提供しているところも増えているようです。
これはドライブレコーダー特約と呼ばれるもので、主に通信機能・運転診断・特約保険料・プライバシー問題、この4つの特徴を持ちます。
損害保険会社から借りているドライブレコーダーは事故受け付けセンターと接続されていて、いざというときには通信機能を利用してコールセンターのオペレーターとのやり取りができるようになります。
運転診断は、システムに装備されているもので自らの運転の安全度を診断できる機能です。
特約保険料は月額650円や850円などで長期的に利用する場合には、実費で購入するよりも割高になることもあるため検討が大切です。
なお、特約で導入した場合はいつ・どこへ・誰と、このようなプライベートな情報を保険会社に提供するなどプライバシー問題もあることを理解しておきましょう。
導入する前に知っておきたいドライブレコーダー特約の特徴②:運転診断
ドライブレコーダーには事故などの状況証拠を記録できることや、迷惑な運転や危険運転に対しての抑制効果などのメリットがあります。
損害保険会社ではドライブレコーダー特約を設定しているところもあり、月に600円から900程度の費用でマイカーに導入できるプランを用意しています。
このドライブレコーダー特約は通信機能や運転診断といったサービスが提供されるのが特徴で、通信機能は損害保険会社と通信で接続されていて、トラブルが生じたときなどオペレーターに相談ができる、運転診断は自らの運転の安全度を確認できる、このようなメリットがあります。
ただ、プライバシー問題や特約保険料など導入することでデメリットに感じる部分も少なくありません。
加入するためには個人情報を提供するだけでなく誰とドライブしたのか、このような情報も提供することになりますし、特約保険料は先ほども説明したように月額600円から900円程度の金額がかかることからも、実費で購入した方が安くなることもあるため、利用する人によりメリットデメリットが生じることになるわけです。
導入する前に知っておきたいドライブレコーダー特約の特徴③:特約保険料
保険会社が提供しているドライブレコーダー特約では、安心安全を確保するための付帯サービスが充実しています。
その中でも嬉しいのが、安全運転をすることで保険料が安くなる特約保険料です。
申し込みをすると特別仕様のドライブレコーダーがプレゼントされたりお得な価格で購入でき、カメラで映像を記録するだけではなく搭載されているセンサーで運転の様子が記録されます。
これらのデータは万が一事故に見舞われた時に決定的な証拠となり、自身に全く非が無い場合は適正な保険料が支給されます。
一方、記録された運転の様子はアクセルやブレーキの使用頻度、急ハンドルや急ブレーキなどの動作が分析され、安全運転を行っている状態がスコアリングされる仕組みです。
無事故無違反であるのに加えてこのスコアリングが一定基準を超えた方が特約保険料の対象となり、月々の支払いが安くなるという仕組みです。
高性能なドライブレコーダーと日頃からの安全運転の取り組みにより、お得に保険に加入できます。
導入する前に知っておきたいドライブレコーダー特約の特徴④:プライバシー問題
運転中の事故や駐車場に車を止めているときのトラブルなど、ドライブレコーダーは愛車に搭載しておくことで状況証拠を得てトラブルを解決に導きやすくする、もくしは車上荒らしなどのリスクをゼロに導く効果も期待できるなど必須の車載機器です。
損害保険会社はドライブレコーダー特約プランを用意している会社も多いのですが、特約に加入することで必要な機材を借りることができる、装備なども依頼できるためメカがあまり得意ではない人でも安心して便利な機能を使うことができるようになります。
損害保険会社のドライブレコーダー特約に加入した場合、緊急時の連絡などはオペレーターを通じて対応して貰えるので安心感がありますが、ドライブに出かけるときなど誰と行くのかといったプライバシーなども提供することになります。
これはプライバシー問題が存在するといった意味になるわけですが、月額費用などを考えると特約ではなく実費購入の方が良いケースもあります。
ドライブレコーダー特約と自費購入それぞれの特徴を解説
損害保険者のドライブレコーダー特約は、月額650円や850円などの金額で高性能な製品、そして独自に装備するよりも魅力的なサービスを活用できるメリットがあります。
自費購入の場合は、2万円前後の金額を出せば高性能なドライブレコーダーを導入できます。
仮に、特約の月額料金が850円のとき、2年間利用するとドライブレコーダーだけの使用料は850円×24回=20,400円になり、自費購入とそれほど変わらなくなります。
さらに3年間特約で導入した場合は、自費の方が安くなる計算です。
もちろん、通信機能や運転診断といった魅力的なサービスを受けることができるので、利用する期間により自分に合う方を選択すると良いでしょう。
なお、ドライブレコーダーは安物や高級品など値段の差というものがありますが、値段の差はどのような違いがあるのかご存知でしょうか。
性能によるもので値段が変わるのがカメラ、高級品は高画素数のカメラを搭載しているため画像がキレイなどの特徴もあります。
ドライブレコーダーの安物と高級品の違いは?
ドライブレコーダーは、安物と高級品の間で多くの違いがあります。
まず、安価な製品は通常、予算に優しい選択肢で高級品は高価です。
高級品は、より高品質な映像や高性能な機能を有することが一般的ですが、高価な製品が高品質であるとは限らないが悩むポイントです。
高級品は通常、より耐久性があり高温や低温などの過酷な環境にも耐える能力が高いことがあります。
また、高級品には高解像度のカメラや広い視野角、GPS機能やGセンサーなど高度な技術が組み込まれていることが多いです。
これに対して安価な製品は、基本的な機能を備えていることが多いものの、性能や耐久性が制限されていることがあります。
運転状況を正確に記録することは、事故やトラフィックインシデントの証拠を提供する重要な役割を果たします。
高級品のドライブレコーダーは、その点で信頼性が高く映像の鮮明さや録画時間が向上しています。
しかし、安価なドライブレコーダーでも、基本的な機能を有しているので、ある程度安全性を向上させる役割を果たすことができます。
安物と高級品のドライブレコーダーには価格や性能、耐久性など多くの違いがあります。
検討する際には、自身の予算と必要な機能に合わせて検討することが重要です。